認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい

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もやいブログ

2024.10.7

お知らせ広報・啓発事業

【身寄りのない方のお見送りを考える】クラウドファンディングを開始しました(10/7~11/30)

もやいの「葬送」プロジェクト~身寄りのない方の「お見送り」について考える~ クラウドファンディング開催します。

こんにちは。理事長の大西連です。 いつも〈もやい〉の活動を支えていただき、ありがとうございます。

私たちが今、一人でも多くの方に知っていただきたい、一緒に考えていただきたい、という思いから立ち上げた「身寄りのない」方の葬送プロジェクトについてお知らせいたします。

この度、〈もやい〉は【もやいの「葬送」プロジェクト~身寄りのない方の「お見送り」について考える~】というクラウドファンディングを開始いたしました。

https://readyfor.jp/projects/npomoyai2024

私たちは、これまで生活困窮者への相談支援等の活動を通じて、家族・親族がいなかったり、疎遠になっていたり、DVや虐待などで関係を保つことが難しくなるなど、「身寄りがない」という状況の方々と出会ってきました。

そうした方々が亡くなられた場合、頼れる家族や親族がいれば、葬儀や火葬、埋葬(納骨)などを担ってくれることもありますが、身寄りがなく経済的にも困窮している場合、特にご遺骨の納め先に困ってしまうことがあります。

こういった背景から、〈もやい〉では2008年に共同墓地「結の墓」を建立し、ご本人の生前のご意向に基づいて葬儀、火葬、納骨等を実施するようになり、これまでに50人以上の方の「葬送」に携わってきました。とはいえ、〈もやい〉も設立から20年が経ち、継続して支援している方の一部は高齢化し、ここ数年でお亡くなりになる方も増加しています。

また、できる限りの形で「お見送り」を行ってきた中で、本質的にはNPOなどの民間団体が手弁当で行うには限界がある課題なのではないか、と考えるに至りました。そこでこの度、立ち上げたのが、もやいの「葬送」プロジェクトです。

もやいの「葬送」プロジェクトとは

単身高齢者が増加し、低所得者が増えることが予測されるなかで、身寄りのない方の「葬送」は大きな社会課題となってきています。

私たちの他にも一部の地域で「葬送」を行っている民間団体がありますが、その数は決して多くはなく、小規模な団体が担っている場合もありますが、状況を横断的に知っている人はいないのが現状です。

そこで、まずは〈もやい〉が発起人となって実態を明らかにすべく、身寄りのない困窮者の「葬送」について、ホームレス支援団体等への調査(アンケート、現地調査)を行って報告書にまとめ、必要な支援の在り方を検討し、関係省庁に政策提言を進めることにしました。

ご寄付のお願い

専門家の協力を得たり、各地での現地調査を実施したり報告・提言を行うために、本プロジェクトの資金が必要です。そこで、一人でも多くの方に課題を知っていただく方法として、クラウドファンディングで発信し、いただいたご支援をもとに、皆さまと一緒に調査・提言を進めていきたいと考えました。プロジェクトページに「葬送」にまつわる現状や〈もやい〉の思いをまとめております。

概要・ご寄付はこちらから

◆もやいの「葬送」プロジェクト~身寄りのない方の「お見送り」を考える~
https://readyfor.jp/projects/npomoyai2024
・期間:10月7日(月)~11月30日(土)
・目標金額:300万円
・資金使途:身寄りのない方の「葬送」の実態調査、支援の在り方の検討・提言にかかる費用

ページをご覧いただき、ご協力いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


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