2023年の11月に〈もやい〉はコミュニティーセンターaktaと合同研修を開催しました。aktaは全ての人がHIVとともに生きているという視点から、多様なセクシャリティとセクシャルヘルスの認知と理解向上を目的として活動している団体です。
aktaが取り組んでいるHIVやセクシュアリティといったイシューには、〈もやい〉の相談活動のなかでも遭遇することがあります。同様に、aktaの活動のなかでも、背景に「貧困問題」を抱えた方に出会うことが増えているといいます。
最近両団体ともに新人スタッフが加わり、まずはお互いの活動や課題を知り、顔の見える関係づくりができたらいいねということで、合同研修を開催することになりました。貧困問題とHIV、異なる分野のように見えて、「人権」だったり「差別や偏見との戦い」だったり「問題の可視化」だったり、実は共通している部分が多いのです!
今回研修に参加した、aktaと〈もやい〉スタッフから、それぞれの感想を掲載します。他団体の活動や取り組む社会課題を知ることで、視野を広げる機会になりました。(川岸)