あけまして、おめでとうございます。
みなさま、本年もなにとぞ、よろしくお願いいたします。
まず、このたびの能登半島地震で被災された方々に、心より御見舞い申し上げます。
元日の地震と津波、想像を絶する状況ではないかと推察します。早急に必要な支援が届くこと、そして、復興をお祈りしております。
私たち〈もやい〉では、現在、年末年始の支援活動を実施しています。
本日(1月2日)は、チャット相談&かけつけ支援中(15~21時)です。
〈もやい〉としても、自分たちができることを、続けていきたいと考えています。
2023年で、〈もやい〉は22周年。そして、23年目に突入します。
2001年に、ホームレス状態の人のアパート入居の際の「連帯保証人」を引き受ける、という活動からスタートし、これまで、社会や政策の変化にともない、活動を展開してまいりました。
日雇い労働者、野宿者、ホームレス、ワーキングプア、ネットカフェ難民、派遣切り、孤独死、脱法ハウス、女性の貧困、子どもの貧困、そして、コロナ禍に物価高……。
これまで、日本の「貧困」は、少しずつですが可視化され、さまざまな形で提起されてきました。しかし、残念ながらまだまだ解決に向けた道筋が見えているというわけではありません。
毎週土曜日におこなっている新宿都庁下での支援活動では、700人以上の方が訪れる状況になっています。現在進行形で、暮らし向きが厳しい方がたくさんうまれています。
私たち〈もやい〉は、これからも「日本の貧困を社会的に解決する」というミッションのもと、一人ひとりの声を丁寧に聞きながら、活動を進めていきたいと思っております。
2024年も私たちへの活動へのご支援、ご協力を、なにとぞ、よろしくお願いいたします。
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
理事長 大西連