〈もやい〉に入職して1年以内のスタッフ3人が〈もやい〉に対する思いや、今後やりたいこと挑戦したいことを熱く語りました! (進行・構成=編集部)
—自己紹介をそれぞれお願いします!
黒木:黒木菜月です。主に生活相談や広報を担当しています。
多田:多田まなぶです。主に生活相談や寄附関連を担当しています。
桑原:桑原康平です。会計事務を担当しています。現在は、環境分野でも複業しています。
—入職して今、感じていることは?
黒木〈もやい〉の業務って曜日によって全然違うのが面白いですね!
桑原:そこが〈もやい〉の特徴で、曜日ごとに明確に分かれていると、来られる方も利用しやすいと思います。
多田:事務所はいつもボランティアさんがいてにぎやかです。みなさんと雑談するのも楽しいです。
桑原:入職して1年が経ち、経理の年間の流れがわかりほっとしています。僕は事務的な仕事が好きだし、みなさんのお役に立てていると思っています。現場を支え、できるだけ滞りなく回せるようにしたいです。
多田:〈もやい〉は困窮者支援の現場では有名だけど、それでもできることは限られている。例えば、相談を受けて役所につないだ後は、基本的にはその方からアクションしてこない限りは何もできないので、もどかしく感じることはあります。
黒木:ボランティアの方も「どうなったかなぁ」と気になっていることが多いですよね。でも、連絡がないってことは順調なのかなとも思っています。
多田:都庁下でお配りする食料品の管理もしていますが、毎週700セット近い食料品を集めるのもすごく大変です。
—土曜日の都庁下での活動はどのように感じていますか?
黒木:若い人や家族連れの方もいることが衝撃でした。医薬品や備品の管理や補充作業をしていますが、何百単位で毎週減っていくので物理的な数の大きさを実感しています。毎週30名近くのボランティアも集まってくださるのですごいですよね。
—今後やりたいことは?
多田:相談に来られる方のなかには、他領域の支援が必要な方もいます。例えば、外部から専門家を呼んで自助会のようなプログラムなどもあってもいいと思います。
黒木: 私はより相談しやすい場をつくりたいです。私自身が人に相談することに対して抵抗感がありましたが、大学生の時、相談することで次に進むきっかけを得られました。あの時きっかけを与えてくれた人みたいに相談する壁を取っ払うことが目標です。あと、芸術系の集まりをやってみたいです。実は中学・高校と美術部でした!
多田:みんなで事務所の壁にペイントするのも楽しいかも(笑)。
桑原:僕は今挙がったようなアイディアを支えたいですね。みんなが挑戦できる環境をつくりたいです。
—最後に読者にメッセージお願いします!
多田:みなさんの権利を守れるような活動をしていきたいです。都庁下でお配りする物資の管理も担当しているので、少量でもご寄附いただけるとうれしいです。
黒木:多くの方に〈もやい〉に関わってもらい、さまざまなかたちでつながりが増えていければと思っています!
桑原:経理として関わっていると、間接的にお金の流れを通して、「これだけの人と物とお金がこの活動を支えているんだな」ということがよく見えます。それが本当にうれしいです。
—ありがとうございました!