このたび、会計事務スタッフとして新しく〈もやい〉に加わりました。
今まで〈もやい〉との接点はありませんでしたが、
〈もやい〉の存在については以前から知っていました。
2008年リーマン・ショックによって多くの方が派遣切りをされたときに
実施された年越し派遣村のニュースを見たときです。
会計や総務の経験を生かせそう
これまで長年、障害者支援などの福祉的な仕事とマイノリティの啓発などの
市民活動、環境・社会教育プログラムなどの提供を複業(パラレルワーク)的にしてきました。
小さいNPOに勤めることが多かったこともあり、
そこでは現場での仕事だけでなく、会計や総務の業務も担ってきました。
〈もやい〉の募集を目にしたのは、ちょうど福祉の仕事を辞めて、
新しい仕事を捜しているときでした。
「〈もやい〉の会計・事務を担う有給スタッフを募集します!」という
求人サイトのキャッチコピーに、自分の今迄の経験を生かす意味でもちょうどいいのではと思い、
これまでご縁はありませんでしたが、思い切って応募をしてみました。
応募してみようという気持ちを後押ししたのは、現在も複業的に働いている自分にとって、
週3日の勤務、残業がないこと、そして勤務地が近く通勤が楽なこと
(前職の勤務地は県をまたいで1時間半掛かっていました)はとても魅力的に映りました。
また、こういった市民活動の現場において、
事務方の仕事は割と人手が足りていないという風にも感じていました。
もしかしたら会計業務の経験があることが、目に留まる可能性も高いのではとも思っていました。
そして幸いなことに採用されることになりました。
家では植物を育てています
採用から3か月が経ち、少しずつ仕事にも慣れてきました。
職場の先輩にも恵まれ、日々数字と向き合うという自分に合った業務を
させてもらっていることもあり、働きやすく過ごしています。
また、これまで自然環境系の仕事をしていたり、
家でもマンションのバルコニーで植物たちを育てていたりしていることもあって、
〈もやい〉が交流事業の一環として、もやい畑をやっていたり、
職場に各スタッフが育てている植物が多いのも個人的にうれしいなと思っていることです。
家の植物たちのこぼれ話としては、昨年春、
シクラメンの種の採取の際に零れた種から芽が20本以上も出てきたことです。
その後蒔いた種から発芽したものよりも元気に育っています。
お昼休みにはご近所散歩の楽しみ
ここ数年はコロナのこともあり、仕事はオンラインでのリモートワークが中心になっていました。
そんなわけで、運動不足とともに、外食をする機会も減っていました。
勤務の間の楽しみとして、昼休憩中には運動不足の改善と集中力の回復も兼ねて、
神田川沿いを歩いたり、公園や庭園を巡ったり、
教会で過ごしたりとご近所散歩をしています。
併せて、もともとエスニック料理が好きだったこともあり、
近所のインド料理屋さん巡りをしています。
いずれ大好きなサモサも食べてみたいのですが、
昼ご飯の予算としてはちょっと使いすぎかなと思い、自重しているところです。
この冬の寒さを感じながら、曜日ごと、月ごとの会計業務を少しずつ覚え、
日々のお金の動きを通して、ご支援いただいている皆様の姿、ボランティアやスタッフ、
事業の動きを感じさせていただいています。引き続きよろしくお願いいたします。(桑原)