山本ひろし厚労副大臣に、「新型コロナウイルスの影響を受けての生活困窮者等への支援施策についての要望」を提出しました。

私たちは、国内の貧困問題に取り組むNPOとして、生活困窮された方や社会保障制度を必要とされている方への相談、支援をおこなっています。
現在、当法人にも新型コロナウイルスに関連して生活に困窮した方が相談に訪れています。当法人は4月以降、相談体制を強化し緊急的に相談対応をおこなっていますが、例年の1.5倍から2倍近くの相談件数となっています。
こうした状況を受けて、内閣総理大臣および厚生労働大臣に対して、以下の6項目にわたる要望を伝えました。

※提言書の詳細はこちらから→　新型コロナウイルスの影響を受けての生活困窮者等への支援施策についての要望

１．生活保護について
２．住居確保給付金について
３．緊急小口資金等の特例貸付について
４．DV・虐待等で家にいることができない方への支援
５．オンライン申請について
６．支援制度の周知について

年末年始に向けて、支援施策の特例措置の延長や、要件緩和について少しでも制度の改善が行われ、人びとの生活の維持と再建に資するものとなることを望んでおります。