あけまして、おめでとうございます。
2018年で、〈もやい〉は17周年。そして、18年目に突入します。
2001年に、ホームレス状態の人のアパート入居の際の「連帯保証人」を引き受ける、という活動からスタートし、これまで、社会の変化や政策の変化にともない、活動を展開してまいりました。
日雇い労働者、野宿者、ホームレス、ワーキングプア、ネットカフェ難民、派遣切り、孤独死、脱法ハウス、女性の貧困、子どもの貧困……。
これまで、日本の「貧困」は、少しずつですが可視化され、さまざまな形で提起されてきましたが、残念ながらまだまだ解決に向けた道筋が見えているというわけではありません。
2017年は、〈もやい〉もメンバーが変わったり、事務所が引っ越したりと、いろいろな変化がありました。
2018年は、2月には創設メンバーの湯浅誠さんをお招きして活動報告会をおこなう予定ですし、春には新たな事業の展開も予定しております。これまでの取り組みをいかしつつ、より飛躍の年としたいと思っています。
私たち〈もやい〉は、これからも「日本の貧困を社会的に解決する」というミッションのもと、生活に困った彼ら・彼女ら一人ひとりの声を丁寧に聞きながら、活動を進めていきたいと思っております。
2018年も私たちへの活動へのご支援、ご協力を、なにとぞ、よろしくお願いいたします。
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
理事長 大西連