年間のべ4,000件以上のご相談に対応する〈もやい〉の活動は、たくさんのボランティアの方に支えられています。どういった思いで支援に関わり、そして関わり続けているのでしょうか? ひとりひとりの思いと声をお伺いしていきます。
今回は〈もやい〉ボランティアの中でも大ベテラン、足立さんにメッセージをいただきました!
●足立さん
「私は〈もやい〉の活動に参加して5年半になります。この間、生活保護制度をめぐる状況は私たちが望む方向と正反対に動き、〈もやい〉への相談も、女性が増えたこと・お金がないだけではないケースが増えたこと等変化してきています。
そのような中5年以上活動を続けていると、無力感におそわれたり限界を感じたりすることも多々あります。それでも活動を続けているのは、「ほんの少しのことしかできないかもしれない。でもその『ほんの少し』が積み重なれば何かおこるかもしれない。だから、今できる目の前のその『ほんの少し』に全力で向かい合おう!」という想いなのだと思います。
窮状を訴える方と目線を合わせ、知識・経験を総動員し、頭も心もフル回転させ、『自己決定』(最後に決めるのはご本人)・『個別化』(全く同じケースというものはない)の大切さを忘れずに、もう少し〈もやい〉での活動を続けていこうと思っています」
一緒に活動してくれる仲間を待っています!
〈もやい〉では一緒に貧困問題解決のため活動してくださる仲間を募集しています! ボランティアとして参加してみませんか? まずはお気軽に〈もやいセミナー〉にお越し下さい。
日程はこちらのリンク(タグ:もやいセミナー)より該当記事をご覧下さい!