認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい

メニュー閉じる
閉じる

もやいブログ

2016.12.14

お知らせ

新事務所のための物件情報求む!もやいは引っ越し準備をはじめます

〈もやい〉では、現在、新しい事務所となる物件を探しています。詳細は、下記のおもやい通信2016冬号の『引っ越し準備をはじめます』をご参照いただければと思いますが、現在の事務所である「こもれび荘」の老朽化や家賃の値上げを受け、引っ越しを考えています。

いまは、アゼリアビル202号(事務局)、こもれび荘(活動スペース)と、2か所を借りていますが、引っ越すにあたり、1か所にしたいな、とか、交流事業のためのキッチンを充実させたいな、相談スペースはプライバシーが守られる環境にしたいな、事務作業とかができるスペースも必要だな……などなど、妄想は膨らみますが、現実的な予算なども検討し、具体的な物件探しをおこない始めています。

komorebi

とはいえ、10年以上、活動の拠点としていた現在の事務所からの引っ越しは、簡単なことではありません。事務的な作業だけではなく、多くの人に慣れ親しんでいただいた拠点から移ることには寂しさもつのります。
そして、実際に、新しい物件も、さまざまな条件が合致しないと決定することができません。私たちのようなNPOに貸してくれるのだろうか、法外な値段を求められたらどうしよう、不特定多数の人が出入りできる環境じゃないと近所の人との関係もあるな、など、さまざまな懸念もあります。

そこで、〈もやい〉の新事務所にふさわしい!と思われる物件について広く情報をお寄せいただきたく、この場を借りて呼びかけをさせていただきます。
現在、考えている条件は、概ね次のとおりです。

1) 種類 : 事務所・店舗・倉庫・一戸建貸家・空地(リノベできる建物も可)
2) 広さ : 120㎡~160㎡(35坪~50坪)
3) 設備 : 交流事業で活用できるキッチン(≒ガス設備)があること
4) エリア: 23区内、できれば山手線内(都営地下鉄の駅、都バス路線近くであれば尚可)
5) その他 : サロン開催のため、1F(が含まれる)物件が望ましい/一定程度の人の出入りが可能なこと/比較的自由に改修や改装ができること

以上の条件に、パーフェクトに当てはまる物件に出会うというのは、正直至難の業かと考えています。
但し、頂いた情報から、横に展開すればステキな物件との出会いがあるかもしれません。
まずは広く情報をお寄せいただけますようよろしくお願いいたします。

認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい一同

物件に関する情報は:info@npomoyai.or.jp (担当:土田・加藤)

以下、おもやい通信2016冬号の記事となります

引っ越し準備をはじめます!(おもやい通信2016冬号より)

このたび、〈もやい〉では、事務所の引っ越しの準備をはじめることにしました。
こもれび荘、そして、アゼリアビル202号からの引っ越しは、私たちにとっても、とても大きな決断であり、勇気のいることではありますが、新しい物件探しと、引っ越しにともなうさまざまな準備作業を開始いたします。

このおもやい通信に同封しておりますアンケートにも記載がありますが、これからの〈もやい〉はますますパワーアップして参りたいと思っておりますので、みなさまからのご意見もお待ちしております。

たび重なる値上げ交渉を受け

現在、〈もやい〉では、こもれび荘(以下「こもれび」)とアゼリアビル202号(以下「アゼリア」)の2か所の物件を借りています。
こもれびでは、火曜日には生活相談支援事業の面談相談と電話相談、月・水・金にはコーヒー焙煎事業、月に2度の木曜日にはグリーンネックレス、金・土にはサロン、月に2度の日曜日にはランタンの事業を行っています。

また、アゼリアでは、月~金の事務局機能のほか、火曜日の入居支援事業、生活相談支援事業では水曜の同行支援と金曜の電話相談、広報系ではもやいセミナーの開催等をそれぞれ行っています。
まだ、うたしぱ(アゼリアビル201号)を借りていたころは、もう少し余裕のあるスペースや時間帯をずらしての活用が可能でしたが、最近は少し手狭に感じることも増えています。

そればかりでなく、こもれびは築年数が不明な物件であることや、法律上、再建築が不可の場所に立っていることなど、多くの問題を抱えています。とくに東日本大震災以降、こもれびの老朽化は深刻な問題として、〈もやい〉でも何度も議論されてきた長年の懸案事項です。

さらに近年、こもれびの家賃について、大家さんより、たび重なる値上げの要望を受けております。これまでは、値上げ交渉の際に、我々の活動を知ってもらうことや、意義を理解してもらうこと、さまざまな働きかけにより、値上げをしないでいただいたり、また、一部の値上げを〈もやい〉が受け入れることにより継続して借りることができていました。

しかし、前回の更新時には大家さんよりかなり強い要望があり、次回更新での値上げは避けられない状況となっています。
背景には、当初こもれびを貸していただいた理解ある大家さんが亡くなられ代替わりしたことがあるかと思いますが、〈もやい〉としても財政的にも厳しい折、引っ越しを視野にいれて検討するにいたりました。

とはいえ、こもれびは約12年にわたり、〈もやい〉の活動の中心であった場所であり、〈もやい〉に関わる人であれば誰にとっても思い入れのある場所であると思います。
実際に僕自身も、はじめて〈もやい〉に来た際に、こもれびの雰囲気に触れて、ほっと一息できたことを思い出しますし、それまでは路上やカフェなどで相談をしていたので、畳などの落ち着いた環境で相談ができることに、相談を受ける側としても安心したことを思いだします。また、サロンなど交流事業のあたたかな雰囲気も、こもれびがもつ場の力を強く感じるものです。

新しい拠点を探します!

このたび、老朽化や家賃値上げの問題はいかんともしがたく、苦渋の選択として、引っ越しの準備をはじめることにいたしました。とはいえ、各事業の関係上、やはり引っ越しにはたくさんのハードルが存在します。いま行っている事業を継続して行えるように、さらには今後の事業の拡がりや、より多くの方の参画に応えられるためにも、どんな仕掛けや場が必要となるのかなど、現在、〈もやい〉内で有志の「引っ越しプロジェクトチーム」を結成して検討をすすめています。

場所が変わることで何かが無くなる、縮小するのではなく、活動日数(曜日)を増やしたり、事業間の連携や共有をより緊密にすることを通じて、各事業の深まりや新たな展開ができる環境を生み出し、〈もやい〉がさらにパワーアップできることを目指して頑張っていきたいと思っています。これまで〈もやい〉に関わってくださったみなさんも、これから〈もやい〉に関わってくださるみなさんにも、一緒に同じ時間を共有できるような場所と出会えたらいいなと思っております。

新しい拠点がみつかりましたら、具体的な引っ越しの準備に取りかかる予定でおります。みなさまにはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご協力いただけますと幸いです。
また、引っ越しが決まり次第、こもれびとアゼリアへの感謝会のようなものも行いたいと思っております。

なお、今回の通信には「アンケート」を同封いたしました。これから〈もやい〉が行うべき事業や目指すべき方向性などについて、ぜひ多くの方からのご意見を伺いたいと思っております。ぜひ忌憚ない声をお聞かせいただけますようよろしくお願いいたします。

最後に、新しい事務所探しをはじめ、引っ越しには費用がかかってしまうことも事実です。経費の削減には事務局総員でつとめておりますが、毎回のお願いで恐縮ですが、これからもご寄付のご支援、ご協力をいただけますと、助かります。よろしくお願いします。(大西連/もやい理事長)

【年末年始の寄附をお願いしています!(画像をクリックしたリンク先からご寄附いただけます)】
20161214113718

最新の記事を読む

一覧を見る