『朝日新聞』2016年3月2日「どう思いますか」欄に、もやい理事稲葉剛のコメントが掲載されました。
下記、発言を一部引用します。
「生活保護は、憲法に定められた生存権を保障するための制度で、その利用は困窮している国民の権利です。
その一方で、日本社会では福祉を「恩恵」と捉える考え方が根強くあります。それゆえ、生活保護の利用者は『清く正しく美しく』あらねばならないということになり、パチンコはダメ、生活の監視も許されると考える人が多いのでしょう。
道徳的に責めてくなる気持ちはわからなくもないですが、権利と道徳は切り離して考えるべきです。