『実業界』2016年3月「招待席」にもやい理事長・大西連の取材記事が掲載されました。
下記、記事を一部引用します。

「この十五年で、ホームレスを含む貧困層の姿も大きく変わりました」と次のように語る。
「問題は貧困層の中での格差と孤独化が進行していることです。例えばホームレスの方々が仕事を得る窓口は、かつては西成や山谷などのセンターでしたが今はネット。したがってネットカフェなどでアクセスができる人と、そこにアクセスするだけの費用もスキルもない人の間で格差が生じています。さらにネットカフェ個室の閉ざされた空間で仕事を探すスタイルは孤独化を招き、一方ネットカフェに入る余力のない人は路上で孤立していく。だから我々が公園で炊き出しやる目的は空腹を満たすだけではなく、ばらばらになったホームレスや貧困層を一堂に会し、少しでも彼らの孤独感を和らげる役割も、実は大きいのです」

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