『母の友』(福音館書店)2016年1月号に、もやい理事長・大西連の著書が紹介されました。
作家の星野智幸さんが書評を書いてくださっています。
路上のふつうを体験する
星野智幸(作家)
経済の数値は上向いているのに、景気がよくなっている実感なんかない、と思っている人は多いだろう。同じように、日本は六人に一人が貧困状態にあると言われても、その実感はあるだろうか。困窮している人はいたるところに存在しているはずなのに、身近に例を知らないから実感がない。貧困に苦しむ人とそうでない人の間には、このギャップが横たわっている。
続きは掲載誌をご覧ください。